Q3 | 火災保険や地震保険の保険料ってどんな住宅でも同じ金額ですか? |
「火事でも燃えない家」 | |
「地震に3倍強い家」 | |
TVコマーシャルのキャッチコピーみたいですが、 | |
実際には、どういう性能の住宅だと | |
どの位保険料が安くなるのかご存知ですか? | |
お客様にお聞きしても、なかなか具体的な金額まで | |
ご存知でない方が大半です。 | |
実は意外と大きな金額の差が発生してしまいますので、 | |
具体的にご説明したいと思います。 | |
仮に2500万円の家を建て、 | |
火災保険に2500万円、 | |
地震保険に上限の1250万円、 | |
それぞれ加入した時に、 | |
1年契約で毎年支払う保険料を比較してみましょう。 | |
通常の木造住宅では、2500万円の火災保険金額に対し、 | |
火災保険料 \42.300-/年ですが、 | |
省令準耐火建築物として新築しますと、同じ条件でも | |
火災保険料 \19.540-/年となります。 | |
その差はなんと、年間\22.760-、約54%お安くなります。 | |
又火災保険に付加して加入する地震保険にも様々な割引があります。 | |
主な割引制度を見てみましょう。 | |
通常の木造住宅では、1250万円の地震保険に対し、 | |
地震保険料 \35.250-/年ですが、 | |
省令準耐火建築物として新築しますと、 | |
耐震等級1で、地震保険料 \19.000-/年 | |
耐震等級2を取得しますと、地震保険料 \16.880-/年となります。 | |
つまり省令準耐火構造+耐震等級2を取得すると、 | |
その差はなんと、年間\18.370-、約52%お安くなります。 | |
火災保険と地震保険の合計では、 | |
その差はなんと、年間\41.130-となってしまいます。 | |
年間4万円以上のお金を、 | |
家計から節約するのはなかなか大変ですね。 | |
マイホームのご計画をする時には、 | |
広告のキャッチコピーなどに惑わされること無く、 | |
住宅の性能や仕様を | |
きちんと数値で比較すると間違いがありませんね。 | |
当社では、全棟省令準耐火構造+耐震等級2以上で設計しますので、 | |
余計なコストをかけずに火災保険と地震保険の優遇制度を活用できます。 | |
詳しくは、お問合せください。 | |
PS.2010年1月に火災保険制度が大きく改定されました。 | |
その中で、従来に比べ保険料が値上がりしてしまうケースがあります。 | |
例えば、外壁に軽量気泡コンクリートを張った木造住宅や土蔵造りの建物などは、 | |
以前適用になっていた割引制度の適用が無くなり、 | |
同じ内容の保険料でも最大2倍程度アップしてしまいますのでご注意ください。 |