2020.12.26

今年も残り僅かになりました。今年は、新型コロナウィルス拡大で未曽有の危機に見舞われましたが、来年こそは良い年にしたいと思います。

さて来年2021年の4月1日には、いよいよ改正省エネ法が施行されます。今回の大きな改正点は、「省エネ性能の説明の義務化」です。

間取りや仕様と一緒に省エネ性能もお客様に説明するという事です。当社では20年以上前から外張り断熱と基礎外断熱を標準仕様とし200棟以上のお宅で快適にお住まい頂いております。

都度断熱・気密・省エネ性能をお客様にご説明してきましたので全く不安はございませんが、更にわかりやすくする為、様々な省エネ性能をホームページやブログにアップしていこうと考えております。

お住まいの施主様のお宅で温度センサーを設置させて頂いたりして様々なデータを収集してきましたので、省エネ省マネーで快適な家づくりのお役に立てていきたいと思っております。

富士宮市芝川の真冬のデータ

住所:富士宮市芝川大鹿窪

構造:木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)

築年:2009年新築

断熱:防蟻EPS外張り断熱・基礎外断熱

冷暖房:ヒートポンプエアコンによる冷暖房(床暖房無し)

データ抜粋日:2010年1月14日~15日を抽出

最低気温:氷点下5℃ ※この冬一番寒かった日

・この日は前日より冷え込み、外気温度はAM7:00にこの冬最低の-5℃を記録しました。

・エアコンでの暖房は、前日のPM10:00頃に消した事がグラフより読み取れます。

・当社では、「無暖房状態でも18℃を下回らない性能」実践しておりますが、年に数日、この日の様に最低気温が ー5℃位まで下がると、室温は15℃程度になります。

 こういう日には、積極的に連続暖房運転をしてください。(2015年に新築した筆者の自宅でも年に数日は18℃設定の連続暖房運転をして寝ています)

・基礎外断熱に囲まれた床下空間は、地中熱と床下空気循環の効果で、13℃前後をキープしております。通常の床断熱ですとー5℃の外部の空気で一晩中断熱材自体が冷やされ続けますので、床暖房を付けないと耐えられないという事になってしまいます。

 

以下高気密高断熱を得意とする大手住宅会社様の住み手様のブログです。

●●●の床暖房の設定について自分が忘れないように書いておこうと思います。床暖房の温度設定は高めにするか低めにするかだけ。ecoとかあるけど…あんまり使ってないです。床暖房をONした時期は11月の中旬から3月いっぱいの約4ヶ月間です。本当はもっと付けたいけどね。私は寒がりなのでもっと付けていたいのですが、暑がりの家族がいるのでこの期間になっています。11月の晴れの日は暑い時もあるし、天気が悪い日は寒い時もあるし( ˘•ω•˘ ).。oஇまた4月はまだ肌寒い日もあり調節が非常に難しいです( ・ὢ・ ) ムムッ

 

高断熱高気密を得意としている住宅会社さんでも真冬の床の温度低下対策としては床暖房が主流です。このお宅の様に11月から3月まで4か月間も床暖房を運転しているのが実情です。北海道では、基礎断熱工法は当たり前ですが、この地域では面倒な事もあるのか良い事は判っていても、住宅会社も地場工務店もやりたがりません。

当社では、20年以上前から基礎外断熱工法を標準採用しております。基礎断熱工法に慣れましたので、当社では面倒な基礎外断熱工法もコストアップ無しで提供しております。床暖房に掛かる電気代を考えますと長い目ではとてもエコで省エネ・省マネーな工法かと思います。シロアリ対策の万全に行っております。沼津市柳沢のショールームでは、各種実大サンプルを分かりやすく展示しております。ぜひエコで省エネ・省マネーな家づくりを見にいらしてください。

※新型コロナウィルス拡大対策としまして、ショールームのご来場は完全予約制とさせて頂いております。ご理解をお願いいたします。