【コラム深読み】

当社で採用しているガルバリウム鋼板の特徴

 

ガルバリウム製遮熱サイディング採用

 

【その1 断熱性&防音性】

ガルバリウム鋼板も金属ですので、音の問題は重要です。

当社での採用基準は、屋根材、外壁材共に遮音と結露対策用に

断熱材が裏打ちしてある事です。

断熱材は、発火の危険のないポリイソシアヌレート製を使用しております。

 

その上で、吸音を含めた屋根裏の断熱施工も慣れておりますので

ガルバリウムの施工以外でのコストアップ無しで、

お客様にお届けしております。

85%フッ素塗装 ガルバリウム屋根採用

 

【その2 厚み&メンテナンス性】

ガルバリウム鋼板も基材は鉄ですので、厚みや仕上方法は重要です。

当社での採用基準は、屋根材の場合、厚みが最低0.35mm以上、

おすすめは、厚み0.5mmと0.62mmの屋根材です。

 

厚さ0.35mmの製品の場合、エスジーエル(SGL)鋼板を採用します。

エスジーエル(SGL)鋼板は、ガルバリウム鋼板を改良したもので、

2%のマグネシウムを添加する事で、ガルバリウムと比較しても、

耐食性が3倍以上になった製品を呼びます。

 

表面の塗装は、耐久性の高い

フッ素塗装若しくは遮熱性の高いポリエステル塗装品が採用基準です。

フッ素塗装と言いましても、フッ素の含有量により塗膜面の耐久性能が

異なります。フッ素含有量の採用基準は最低50%以上、おすすめは85%の製品です。

ガルバリウム製遮熱サイディング採用

 

【その3 注意点】

コラムでも書いていますが、ガルバリウム鋼板は焼付塗装していても

金属特有の色褪せが発生します。

特にブラック、濃紺などの濃い色が目立ちます。

但し、色褪せをしても基本性能は変わりませんのでご安心ください。

 

ニュージーランド製ガルバリウム屋根採用

 

【まとめ】

ガルバリウム鋼板は、一般的な窯業系サイディングに比べ、

施工に板金の技術が必要な為、住宅ではあまり使われて来なかった外壁素材です。

当社では、22年以上の施工実績がありますので

ご不明な点等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

ガルバリウム製遮熱サイディング採用