近年、地球温暖化などの環境問題に対する意識が高まっています。
住宅でも断熱性能の向上や太陽光パネルの設置など、環境を意識したプランニングが進んでいます。
住宅が環境に与える影響を評価する指標として省エネルギー対策等級というものがあります。
今回は、省エネルギー対策等級についてご紹介します。
□省エネルギー対策等級をご紹介!
まずは、省エネルギー対策等級についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
省エネルギー対策等級とは、住宅性能表示制度と呼ばれる制度の評価の1つで、冷暖房などに使うエネルギーの消費量が減らせるかを審査します。
等級は3段階~4段階あり、等級の数値が高いほど性能が高いです。
省エネルギー対策等級は、以下の2項目で評価されています。
・温熱環境(断熱等性能等級)
冷暖房に使用するエネルギー量をどの程度の削減できるかを評価します。
等級1~等級4まであります。
・エネルギー消費量
住宅で使用する電気や灯油、都市ガスなどのエネルギー消費量を削減するために、どのような対策がとられているかを評価します。
等級1、等級4、等級5の3段階で評価されます。
新築住宅の場合、断熱等性能等級が等級4の住宅と一次エネルギー消費量等級が等級4の住宅は、長期固定金利型の住宅ローンであるフラット35のBプランを利用できます。
□住宅性能表示制度をご紹介!
上記で、省エネルギー対策等級は住宅性能表示制度の評価分野の1つと言いました。
そこで続いては、住宅性能表示制度についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
住宅性能表示制度とは、品確法に基づいた制度です。
評価は、国に登録された第三者機関が評価方法基準に則って行います。
評価結果は住宅性能評価書で交付されます。
住宅性能表示制度は、建売物件の品質を知りたいときや、物件の品質を比較したいときに便利です。
また、交付を受けることで地震保険料の割引を受けられます。
住宅性能表示制度には、以下の評価分野があります。
・構造の安定
・火災時の安全
・劣化の軽減
・維持管理・更新への配慮
・温熱環境・エネルギー消費量
・空気環境
・光・視環境
・音環境
・高齢者等への配慮
・防犯
省エネルギー対策等級は温熱環境・エネルギー消費量に該当します。
□まとめ
本記事では、省エネルギー対策等級についてご紹介しました。
また、住宅の品質を評価する住宅性能表示制度もご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
新築マイホームをお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。