最近住まいに和室を取り入れるケースが減っていますが、「畳の部屋でホッとくつろぎたい」とお考えの方も少なくないでしょう。
和室をつくるかどうかは、メリットとデメリットを把握して検討すると良いです。
今回は、和室をつくるメリットデメリットをご紹介します。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□和室をつくるメリットをご紹介!
和室をつくるメリットは、5つあります。
1つ目は、来客用に使えることです。
和室は来客を招くのにピッタリです。
来客者が宿泊を兼ねる際にも、寝床として使用してもらえるため便利です。
フローリングに布団を敷くのに抵抗があるという方は多いので、来客が多い家庭には和室はメリットが大きいでしょう。
2つ目は、子ども部屋に使えることです。
畳は転んでも痛くなりにくいのがメリットです。
特にお子さんが小さい間は、和室で遊んでもらうと安心して家事などに取り組めるでしょう。
3つ目は、寝室に使えることです。
ベッドは置かずに布団やマットレスで寝たい方には、和室を寝室として使用するのがおすすめです。
押し入れを設けておけば布団も収納できます。
4つ目は、い草に良い効果がたくさんあることです。
い草には、以下のような効果があります。
・香りによるリラックス効果が得られる
・ホルムアルデヒドを吸着してくれる
・温度と湿度をコントロールできる
5つ目は、仏間として使えることです。
和室は仏壇を置く仏間としてもぴったりです。
□和室をつくるデメリットをご紹介!
和室をつくるデメリットは、3つあります。
1つ目は、家具の跡や傷がつきやすいことです。
畳はフローリングの床に比べて柔らかいため、重い家具を置くと跡がつきやすいです。
また、家具を移動するときに畳に傷がつくこともあるでしょう。
家具による跡や傷を防ぐには、家具を置く場所を工夫したり、重みが集中しにくい家具を選んだりする必要があります。
2つ目は、メンテナンスに時間・費用がかかることです。
畳には、変色や毛羽立ちなどの経年劣化が発生します。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。
たとえば、畳の裏返しは3~4年おきに、表替えは6年~7年おきに行う必要があります。
3つ目は、ダニやカビが発生しやすいことです。
調湿効果のある畳ですが、湿気の多い部屋だとカビが生えてしまう可能性があります。
また、ゴミや食べ物のカスが畳の目に入り込んでしまうと、ダニが発生しやすいです。
年に1回~2回畳を干す、こまめに換気をするなどして、対策する必要があります。
□まとめ
本記事では、和室をつくるメリットデメリットをご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。