2020.8.20
お盆休みにお会いする機会の有った昨年2019年8月にお引渡しした三島市のY様。
「川崎さん、うちの小屋裏、なんか暑いんだよね、孫が遊びに来て、エアコンつけてるのに30度以下にならなくてさ。」
えっ!そんなはずは!私の家でエアコン無しの小屋裏収納でさえこの酷暑の中、33℃で踏ん張っているのに・・・
「そんなはずありませんYさん、とにかく来週温度と湿度を計りに行きます」
そんな前ふりがあり本日を迎えました。
2020.8.20.PM1:00
三島市の外気温34.3℃(非公式)でした。(東面日陰)
ピンポ~ン♪
鬼の様な形相のYさんの顔を予想していましたが、予想に反し、いつもの柔和なYさん。
「今日はリビングのエアコンつけてないんだけど小屋裏の小さなエアコンひとつで涼しいよ♪」とニコニコ顔。
それもそのはず、昨日のお電話でお願いしたエアコンをOFFのままのリビングの室温は26.2℃。暑いはずだった小屋裏の室温も6畳用のエアコンひとつの冷房運転(26℃の設定)で26.4℃、断熱の悪い建物では、輻射熱で40℃を超えてしまう小屋裏の斜め天井の表面温度も27.4℃
「昨日までは、2階の大型エアコンをMAX運転しても小屋裏は暑いままだったのに何で今日は小屋裏もリビングも涼しいの?」Y様の素朴な疑問です。真の高断熱住宅で起こってしまうこんな間違い。
「やる事は簡単ですよ、Yさん。朝起きたら小屋裏の小さいエアコンを今日の様に26~28℃で冷房運転、そして小屋裏の換気扇は強運転です、リビングのエアコンはOFFのままで大丈夫です」
「何で?」
※大きなエアコンを動かせば快適になる。
※換気扇を強にするとせっかく涼しくなった空気が外に捨てられてしまう。
と、※上記の高断熱住宅間違いあるあるをY様に15分程細かくご説明して来ました。
それでもまだ、なぜ小屋裏の小さなエアコンひとつで、小屋裏はもちろん、約20畳のLDKも、寝室も涼しくなったのかまだ半信半疑のY様に「又冬になったら来ま~す。」と失礼してきました。
私の長~い説明にお付き合いして頂けるコストの高い全館冷暖房は要らないエコで省エネルギーな快適なマイホームをお考えの方、ぜひショールームへ遊びにいらしてください。
川崎でした。