2022.1.15

今日の事務所の室温 16.0℃

(外張り断熱リフォーム施工済)

当社の事務所は、外張り断熱リフォームを施工しております。

こちらは、2022年1月15日AM7:30の室温です。

 

この日は、全国的に寒波が押し寄せ

三島市の最低気温は、午前7時に

-3.6℃を記録しました。

 

 

 

当社事務所のある沼津市沼北町でも

午前7:30の気温が、この冬一番の冷え込みで

-3.1℃まで下がっておりました。

 

さて、外張り断熱リフォームをした事務所に入ってみますと

室温は16℃でした。

この冬はまだ一度も15℃以下になっておりません。

暖房は昨晩午後7時に停止したままの状態です。

 

24時間換気をしていますので、部屋の給気口から

外気が導入し続けている状態です。

 

外張り断熱は、厚さ40mmの防蟻EPSと

遮熱LowEペアガラス付樹脂サッシに交換しております。

1階は土間床のままですので、

断熱等級は3~4の間です。

 

さらに驚きなのが、何度もブログで書きましたが

室内の表面温度の低下が全くないのです。

この日の外壁面の室内表面温度は、16.3℃です。

外張り断熱の効果で、外壁面の温度の低下が抑えられております。

 

体感温度は、一般的には以下の式で表されます。

 

体感温度=(室温+室内外壁面の表面温度)÷2

 

この時の体感温度は、16.15℃というわけで、

室温とほぼ変わりません。

 

 

さて、地球温暖化対策としまして、世界規模での省エネルギーに対する

様々なルール作りが進められております。

 

建築物に対しては、現状よりレベルの高い断熱基準が発表されました。

(HEAT20 G1~G3という基準)

 

平成28年省エネルギー基準を1とすると

現在の最高レベルの断熱性能4は、1.45倍の断熱性能ですが、

この度発表された、HEAT20のG2では、1.89倍の断熱性能となる

とても高い基準です。

 

そしてHEAT20G2グレードの独自指標は、

6地域(静岡県東部の大半の地域を含む)の場合、

室温が、概ね13℃を下回らず、15℃未満になる時間・面積の割合が

10~30%程度としております。

 

わが社でのご入居宅への聞き取りでは、

◆三島市K邸 低炭素認定基準(UA値=0.6)

この冬の朝7:00にリビングの室温が15℃を下回っていたのは2日。

いずれも前日の午後11時頃に暖房運転は停止した状態です。

因みに昨冬は、15℃を下回った日が約7日との事でした。

給気口が集中している為、家の中で一番冷えるリビングでも

※7日÷365日=約2%ですので、そのレベルの高さがお分かりいただけるかと思います。

 

◆長泉町Y邸 ZEH基準(UA値=0.56)

昨年10月にお引渡しを致しましたY様邸では、

この冬は、朝でも18℃位ですとの事でした。

一冬過ぎましたら詳しくお聞きしたいと思います。

 

現在当地で土地選びのお手伝いをしておりますO様は

HEAT20 G2をご希望されておりますので、

家づくりのお手伝いが楽しみです。

 

今年も、これから家づくりを進める皆様に、

様々な手作りデータで快適で省エネな家づくりの

お手伝いをさせて頂く所存です。

 

よろしくお願いいたします。