◆瑕疵保険を上手に活用する

「住宅瑕疵担保履行法」と「新築住宅かし保険」をご存じでしょうか。
新築住宅を供給する住宅事業者は、平成12年4月に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により、住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分の設計ミスや施工ミスによる欠陥(瑕疵)に関して、10年間の保証責任(瑕疵担保責任)を負っています。

また、住宅取得者の利益の保護を図ることを目的に、平成19年3月「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」(住宅瑕疵担保履行法)が成立し、平成21年10月以降、住宅事業者は、新築住宅かし保険への加入などにより十分な修理費用を賄えるようにしたうえで新築住宅を引き渡すこととされました。

保険の加入は最低10年間ですが、この制度を上手に使い、保険期間を延長する事も可能です。

◆瑕疵保険の延長

今回のお宅は、築20年のお宅です。上記保険制度制定以前お宅ですが、保険制度同様の保証制度に加入しており、築10年の際に10年間延長し、今年2度目の延長を選択されました。

保証制度の延長には、瑕疵保険会社(JIO)の検査が必要になり、11月8日に登録された検査員による検査を行いました。

◆保証延長検査

検査は、JIOの検査員が、外部、室内、床下、小屋裏に渡り、合計50項目以上の検査を行います。翌日には検査報告書が届きます。今回は窓廻りのコーキングの補修が必要な項目として報告されました。

施主様は外壁の塗装を計画しており、窓廻りのコーキングもお考えでしたので、補修工事完了後の再検査を経て更に10年間の保証期間が延長になります。

公的な保健機関の長期保証制度を活用すれば、地場工務店でも長期保証が受けられますので、ご安心ください。

 

□まとめ

地場工務店でも、公的機関を上手に利用すれば、大手住宅会社以上の保証を得る事が出来ます。

 

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この記事は私が投稿しました。

川崎誠(専務)

土地選び・資金計画・リフォームを得意とし、
目指すはお客様への究極のホスピタリティー。

宅地建物取引士・FP(ファイナンシャルプランナー)
二級建築士の資格を持ち、
お客様の家作りのサポートに徹しています。

お客様の困りごとを何でも自分の問題として
解決方法を考えるのが好きなので、
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