2020.9.25

先日、20年程前に輸入住宅を建てた方からお電話を頂きました。

「木製の輸入サッシが腐って開かなくなってしまったのですが、中西さんで直す事は出来ますか?」

年に数件、当社のホームページなどで輸入資材を扱っている事を知ってこんなお電話を頂きます。

新築工事を施工した会社さんが廃業してしまった様で、メンテナンスをどこに頼んだらいいのか困ってしまっていたそうです。

取り急ぎ伺って状況を確認してまいりました。

 

2020-09-25 増田邸オーニング内観.jpg

キッチンについているので、木製サッシの木の部分をペイントしています。

 

2020-09-25 増田邸オーニング外観.jpg

外部は、アルミクラッドといって、アルミで木を保護しています。

 

2020-09-25 増田邸オーニングハンドル、金物.jpg

サッシパネル(障子)の下枠が腐ってしまい、開かなくなってしまいました。

 

幸い、アメリカマービン社の純正品でしたので、何とかサッシパネルのみの製作が出来そうでした。

日本と海外の住宅建材で大きく異なるところは、日本では、それぞれのメーカーがオリジナルの仕様やサイズをセールスポイントにしますが、海外の場合、メーカーが異なっても基本的にはサイズや仕様は共通です。

海外では、企業の吸収や合併が日常的に行われる事や、中古住宅の買い替え、D・I・Yの文化が根付いておりますので、サイズや仕様を共通にするルールが根付いているのでしょう。

どちらが良いとは言えませんが、家を大切にする文化は見習いたいですね。

積極的にアピールはしておりませんが、今回の様に輸入建材でお困りの事がありましたら地場工務店のサービスとして、出来る範囲でのお手伝いはさせて頂こうと思います。