2020.10.12
先日、沼津市足高で森の伐採現場を見る機会がありました。
中西工務店不動産部で仲介している足高の中古住宅の案内があり、現場でお客様を待っていると、ちょうど隣の敷地で50年以上育ったヒノキや杉の伐採をしておりました。
森の伐採現場を見るのは、2008年カナダに出張に行った折にバンクーバー島で森林の伐採現場を見て以来です。
200坪位の敷地ですのでほとんど手作業で行っていました。
道路側の木を最後に残し、倒しやすくしています。
手前の数本の木は、木を倒す方向にワイヤーで引っ張る為のウィンチを掛ける為に残した木です。
ウィンチと滑車でワイヤーを張って、斜面の反対側に木が倒れるようサポートをしています。
右奥で作業しているのは、木をチップにする機械です。
幹の部分は運び出して木材として利用しますが、枝葉は、現地にチップ化して撒いておくそうです。
◆ゴミの処分をしなくていいのでエコで省エネ
◆費用も安くて済む
◆雑草が生え難い
◆最後には扶養土となり地球に還る
とメリットがたくさんあるんだよ。と伐採していた職人さんが話してくれました。
売却のお手伝いをしている中古住宅からは数十年振りに駿河湾が見えるようになりましたのでとてもラッキーです。
案内したお客様も横浜の方でしたので森林の伐採は、始めて見たそうです。
カナダバンクーバー島での計画伐採風景。遥か遠くの山まで、数十年計画で伐採中です。
搬出するトラックも半端でないスケールでした。