「新築マイホームでクローゼットを取り入れたい」
「ウォークインクローゼットってデッドスペースは発生するのかな」
このようにお考えの方は多いでしょう。
ウォークインクローゼットは人気のある間取りの1つです。
今回は、ウォークインクローゼットのレイアウトと、デッドスペースを解消するコツをご紹介します。

□ウォークインクローゼットのレイアウトについて

ウォークインクローゼットは、タイプや広さなどによって使いやすさが変わります。

*タイプに関して

タイプは以下の4つがあります。
1つ目は、I型です。
I型は壁面の片側に収納スペースがあるタイプです。
他のタイプより収納量は少ないですが、その分動きやすく、ものを取り出しやすいです。

2つ目は、II型です。
II型は向かい合った壁面二面に収納スペースがあるタイプです。
スペースを広く確保できる場合におすすめです。

3つ目は、L字型です。
L字型は、隣り合った壁面二面に収納スペースがあるタイプです。
細長い形の室内におすすめです。

4つ目は、コの字型です。
コの字型は、入口以外の壁面に収納スペースがあるタイプです。
収納量は多いですが、角部分にデッドスペースができやすいです。

*広さに関して

広さに応じて考える場合は以下を目安に考えると良いでしょう。
1.5畳の場合は、I型とL字型がおすすめです。
最低限の通路スペースを確保するためには、II型、コの字型だと厳しいです。

2畳の場合は、II型とL字型、コの字型がおすすめです。
入口が壁面の中央にある場合は、II型かコの字型を選べば通路の広さを確保しつつ、収納力も高い配置になります。
また、入口が壁面の端にある場合は、L字型が使いやすいでしょう。

3畳の場合は、スペースに余裕があるためどのタイプでも可能です。

上記で紹介した内容はあくまでも目安になります。
通路が60cm以上確保できるか考えながら、取り出しやすいベストなレイアウトを選んでくださいね。

□ウォークインクローゼットに発生するデッドスペースはどうする?

クローゼット内を有効に活用するには、デッドスペースを解消することが大切です。
ここでは、デッドスペースをなくすための収納のコツを2つご紹介します。

1つ目は、ハンガーパイプセットを二段にすることです。
一般的に、服の着丈は約1mとされています。
ハンガーパイプセットを二段設置することで、デッドスペースを作らず倍の量の洋服を掛けて収納できます。

2つ目は、棚や引き出しを置くことです。
ハンガーに吊るしきれない服や掛けると伸びてしまう服は、棚があると便利です。
ハンガーパイプセットの下に置くことで、デッドスペースの解消にもつながります。

3つ目は、角部分は互い違いの棚板にすることです。
コの字型やL字型収納の場合、コーナー部分がデッドスペースになります。
ハンガーパイプなどを取り付けると、重なりができて取り出しにくくなってしまうため、棚板の段を互い違いにして取り出しやすくしましょう。

□まとめ

本記事では、ウォークインクローゼットのレイアウトをご紹介しました。
また、デッドスペースを解消するコツもご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
お気軽に当社までお問い合わせください。