子供が大きな声を出したり、走り回ったりすることは、その子供が元気な証です。
とはいえ、それが近隣の方にとって不快な騒音になってしまうことは避けたいものですよね。
そこで今回は、子供の騒音対策として新築でできることについてご紹介します。
新築を建てる際に、ぜひお役立てください。
□子供の騒音対策として新築を建てる際にできることは?
子供の騒音といえば、大きな声や足音ですよね。
これらの騒音対策として、ここでは4つご紹介します。
1つ目は、防音性に定評のある建築構造を採用することです。
新築を建てる際の騒音対策として、こちらを最初に思い浮かべるのではないでしょうか。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は、防音性や耐久性が高いという特徴があります。
木造建築は通気性に優れている一方、音を内外に通しやすいため、遮音防音性能を高めるには工夫が必要です。
例えば、下の階の天井を吊り天井とよばれる構造にしたり、防音のために断熱材を壁や天井などに入れる方法があります。
2つ目は、高気密で高断熱な構造にすることです。
SRC造ではなく木造建築であっても、気密性や断熱性を高められれば、防音効果を期待できるでしょう。
それは、高い気密性を持つ壁が音を遮断し、壁の中の断熱材が音を吸収するためです。
3つ目は、間取りを工夫することです。
例えば、子供部屋は、よく使う部屋であるリビングの真上に置かない方が良いかもしれません。
また、水の流れる音が気になる浴室・トイレ・洗濯機は、寝室やリビング、隣家から遠ざけましょう。
4つ目は、窓や畳を工夫することです。
窓は大きすぎると音漏れしやすくなるため、サイズと騒音の関係を考慮しましょう。
また、子供が家の中を走り回ると大きい音が出てしまいますが、い草で作られた畳を敷くことでその足音が響きにくくなります。
□子供の騒音が近隣に迷惑にならないかと不安なときにすべき対処法とは?
子供が走り回ると、近所の方の迷惑になるのではと心配される方は多いでしょう。
そのような悩みを抱える方に上記の4つの騒音対策以外でおすすめしたいのが、防音効果のあるマットです。
それでも心配な方は、防音効果のあるマットを複数種類組み合わせたり、体操用のマットを使用したりしてみるのはいかがでしょうか。
□まとめ
この記事では、子供の騒音対策として新築でできることについて解説しました。
騒音対策として、建築構造から防音対策をしたり、高気密・高断熱な構造にしたり、間取りや窓・畳を工夫したりすることが大切です。
新築住宅を検討中の方は、ぜひ当社までお問い合わせください。