暑い夏場や寒い冬場を快適に過ごすために、多くのご家庭がエアコンを使用しています。
しかし、エアコンをつけているのに、全然効果がなく部屋が暑いという住宅もあります。
そこで今回は、エアコンをつけても部屋が涼しくならない原因をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□エアコンをつけても部屋が涼しくならないのはなぜ?

エアコンをつけているのに部屋が暑いのには、次の7つの原因が考えられます。

1つ目は、室外機の汚れです。
室外機とは、ベランダなどに設置してある四角い箱のことです。
室外機は、吸い込まれた空気を冷やす役割があります。
室外機が汚れていると、空気がしっかり冷やされず、ぬるい空気しか出てこなくなります。

2つ目は、室内機の汚れです。
室内機とは、簡単に言うとエアコンのことです。
室内機には、部屋の中の暖かい空気を吸い込む役割があります。

室内機が汚れていると、暖かい空気が上手く吸い込まれません。
また、室内機が汚れていると、室外機にも汚れが送られ付着してしまいます。

3つ目は、室外機の場所です。
室外機が取り除いた熱は外に排出されます。
室外機の周辺が熱がこもりやすい構造だと、いつまでたっても暑いままになってしまいます。

4つ目は、隙間です。
部屋のどこかに隙間があると、そこから冷たい空気が逃げてしまいます。

5つ目は、遮熱・断熱性能です。
壁の遮熱・断熱性能が低いと、部屋の空気をいくら冷やしても暑いままです。

6つ目は、エアコンの老朽化です。
老朽化しているエアコンは、部屋を冷やす機能が低下し、使い続けているとさらに加速的に老朽化が進みます。

7つ目は、エアコンの能力を上回る部屋の広さです。
エアコンには、目安になる部屋の広さが決まっています。
そのため、部屋の広さに対してエアコンの能力が見合っていないと、部屋の冷却はうまくいきません。

□適切な換気方法をご紹介!

エアコンは、熱交換によって室内の暖かい空気を冷たい空気にします。
そのため、空気は入れ替えられていません。

換気をしないと、室内にハウスダストやウイルスなどの汚染物質が溜まってしまいます。
そのため、エアコンを作動させながら換気をする必要があります。
室温の上昇を抑えつつ換気をするには、以下の3点を押さえておきましょう。

・エアコンの設置を考慮して換気計画をする(空気の取り入れ口や排出口の位置を計画する)
・エアコン使用前に換気をして部屋にこもった暖かい空気を外に放出する
・換気時はエアコンの設定温度を下げる
・エアコンから離れた窓を開けて換気する

□まとめ

本記事では、エアコンをつけても部屋が涼しくならない原因をご紹介しました。
また、エアコン使用時の換気のポイントもご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
新築マイホームをお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。