外壁の素材として、ガルバリウムを聞いたことがある方はいらっしゃると思います。
ガルバリウムは、機能性とデザイン性に優れているため、外壁素材として人気が高いです。
ガルバリウムには様々なメリットがあるため、外壁素材の候補にしている方には、この記事を参考にしていただければと思います。
□ガルバリウムとは?外壁をおしゃれにするためにはどのように色を選ぶべき?
ガルバリウムは、略してガルバと呼ばれたり、ガルバニウムやGLと表記されたりすることもあります。
ガルバリウム鋼板とは、加工性・耐熱性・耐食性に優れた鋼板です。
このような機能面だけでなく、着色がしやすいことからデザイン面でも優れていると言えます。
一方、ガルバリウム鋼板は断熱性や防音性においては心配があるでしょう。
それらを解消するために、水発砲した断熱材をガルバリウム鋼板でサンドイッチした外壁材もあります。
また、鋼板の厚みが薄いため、傷が付きやすいこともデメリットです。
外壁の色を選ぶ際は、外壁がおしゃれに見えるかどうかが気になりますよね。
しかし、色によっては色あせがしやすかったり、汚れが目立ちやすくなったりします。
せっかく好みの色に塗装しても、劣化が早ければおしゃれからは遠ざかってしまいます。
経年劣化の進みを遅くしたい方は、グレーやシルバーなどの原色ではない中間の色を選びましょう。
□ガルバリウムの3つのメリットをご紹介します!
ガルバリウムには、加工性・耐熱性・耐食性があるため、その性質からいくつかのメリットがあります。
一つ目のメリットは、腐食のしにくさです。
定期的なメンテナンスをすることで、30年程度保つでしょう。
また、表面がツルツルのため、汚れが付いても水洗いで汚れを取れます。
窯業系サイディングと比べて、藻やカビが生えづらいといわれています。
二つ目のメリットは、デザイン性があることです。
熱を反射する塗装や、つやを抑えて重厚感を表現する塗装ができます。
また、塗装をすることで、弱い防音性を補えるでしょう。
三つ目は、耐震性が高いことです。
ガルバリウム鋼板は、軽くて丈夫です。
そのため、住宅全体への負担が少なく、耐久性があります。
□まとめ
この記事では、ガルバリウムのメリットや、外壁の色の選び方について解説しました。
ガルバリウムは、加工性・耐熱性・耐食性に優れており、軽い素材のため耐震性もあります。
一方、コストが高くなりがちなため、メリットとデメリットをよく見極めましょう。
住宅について疑問のある方は、当社までご相談ください。
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