「快適な環境で生活したいが、快適な環境とはどういった条件だろう」
「年齢や性別ごとに適温は変わるのかどうか知りたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
快適な環境の条件や、どういった温度が適温なのか知っておきたいですよね。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□快適な環境とはどのような条件かについて解説します!
アメリカ暖房冷凍空調学会が1996年に発表したものによると、快適性とは「環境条件に対して満足に近い状態」を表すと定義されています。
人間は感覚だけでなく、「印象」からもストレスを総合的に評価します。
そのため、身体全体のストレスが快適さに影響します。
国際エネルギー機構が定義した快適な状況とは、冬において温度が20度前後であり、夏の場合は温度が28度前後の環境です。
また、部屋の水平温度が均一で、上下の温度差が3~4度以下であるということも挙げられています。
湿度は40~50パーセントで、室内気流が秒速0.1~0.2メートルであることが条件です。
□年齢や性別によって変わる適温について解説します!
続いては、年齢や性別ごとの快適な温度について解説します。
老若男女問わず快適に暮らせるというのがベストですが、誰にでも当てはまる快適な室内環境をつくるのはとても難しいです。
その理由は、年齢ごとに基礎代謝が変化するためです。
平均基礎代謝は、成長とともに増加しますが、40歳を超えると低下していき、60歳を超えると急激に基礎代謝量が落ち、体温維持が難しくなります。
そのため、歳をとればとるほど、快適な室内環境を保つことが重要となります。
また、一般的に男性は基礎代謝が多いため暑がりで、女性は基礎代謝が低いので寒がりな傾向にあります。
男性は、基礎代謝が約1500~1700キロカロリーで、女性は約1200~1300キロカロリーなので、かなり差があります。
基礎代謝が異なると、同じ温度でも暑さや寒さの感じ方は異なります。
したがって、「快適な環境」には個人差があることを把握した上で、冷暖房機器を使用すると良いでしょう。
□まとめ
今回は、快適な環境について知りたい方に向けて、快適な環境の条件や年齢や性別ごとの適温について解説しました。
当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回の情報を活用していただけると幸いです。
ご不明点がありましたらいつでも当社へご連絡ください。