一軒家をお考えの方で、階段に踊り場を設けるかを迷われている方がいらっしゃると思います。
そこで今回は、踊り場の種類と活用例についてご紹介します。

□階段の踊り場と種類について

*踊り場について

踊り場とは、階段の中間地点付近にあるもので、段差のないスペースのことです。
踊り場は、特にかね折れ階段や折り返し階段という特定の階段に設置されることがほとんどです。
主な目的としては、階段の上り下りの途中で休むためです。
高齢者や小さいお子さまのいらっしゃる家庭では、設置した方が安全性も高まります。

*階段の種類について

まず1つ目は、かね折れ階段です。
こちらは先ほども登場したものですが、階段の途中がL字型に曲がっているため、その折れている箇所に踊り場を設置するのが一般的です。

メリットとしては、万が一階段の高い所で転倒しても踊り場があるので、1番下まで落ちるのを防いでくれます。
デメリットとしては、踊り場を設置するL字に折れる部分の費用が、高額になる傾向にあることです。

2つ目は、折り返し階段です。
こちらも踊り場を設けられる階段の1つで、U字型に折れているのが特徴です。
かね折れ階段よりも、踊り場に広いスペースが必要になります。
勾配がゆるやかで、階段幅も広く取れるので小さいお子様や高齢者の方がいても安心です。

3つ目は、直階段です。
こちらは、最も一般的な階段として使用されているものです。
特に踊り場もなく、ただまっすぐの階段です。
広いスペースを必要とせず、費用も抑えられるのがメリットです。

□踊り場を有効活用している実例をご紹介します!

たかが階段と思うかもしれませんが、階段は設計次第で空間自体をおしゃれにできます。
部屋を広く見せる効果があったり、階段スペースをおしゃれにしたりと工夫できる点はたくさんあります。
その実例をご紹介していきます。

まず1つ目は、自然の温かさを感じるストリップ階段です。
木を使った温かみのある雰囲気の階段を、部屋の中心に持ってきています。
スキップフロアにしていることで、ゆったりと過ごせるスペースに仕上がっています。

2つ目は、階段下に設置した畳スペースです。
階段下に小さめの畳スペースを設けることで、寝転がってゆっくり過ごしたり、お子さまの遊び場としても利用できたりします。

3つ目は、階段の踊り場にインテリアを置いた設計です。
踊り場を、季節に合ったインテリアや好きなものを置くことでおしゃれに仕上げられます。
階段を明るい雰囲気にすることで、リビングとの一体感を得られます。

□まとめ

階段の踊り場の活用の仕方をご紹介しました。
踊り場のスペースが余っている方はぜひ参考にしてみてください。
また、マイホームづくりに関して何かお悩みがある場合は、お気軽に当社までお問い合わせください。