基礎の造り方と基礎外断熱の様子 2
基礎の垂直に立ち上がった部分を
立ち上がりといい、基礎の梁として
働きます。
その部分に、木造部分をつなぎ留める
アンカーボルトやホールダウンを入れます。

金物工法では、ホールダウンが柱の中に
入りますので、少しでも位置が狂うと
柱が施工できなくなりますので、高い
施工能力が要求されます。

の様な部分のボルトがその役割で
   たくさん有るのが見えます。
   これら全てが柱を基礎に直接
   つなぐ役割を果たしますので
   例えば、津波のような衝撃にも
   耐えるわけです。

   さらに、そのホールダウンの両側に
   土台を基礎にしっかりとつなぐ
   アンカーボルトがあります。

   このボルトにも一工夫がありまして
   通常よりも長いボルトを使用します。
   ボルトが、よりしっかりとコンクリートに
   定着し、地震や台風や津波に対して
   建物をしっかりと守る役割をします










上の二枚の写真は、他社の施工中の写真と明らかに異なることにお気付きですか?
そうです、水平部分=基礎スラブのコンクリートが施工されていないのに、立ち上りの型枠が存在します。
これは、現場用語では『浮き枠』と言いまして、基礎のコンクリートを一回で全て施工する工法です。
この施工方法により、基礎のコンクリートの『打ち継ぎ』が無くなります。
大雨の時とかに打ち継ぎ部分から雨水が床下に浸みたり、シロアリの通り道になったりするのを
未然に防ぐ良い工法です。

基礎外断熱+基礎一体打ち と言う非常にハイレベルな施工も私達の技術の現れです。



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