金物工法の建て方の様子 5 外張り断熱と通気胴縁施工
外壁の白い部分は外張り断熱材の
EPSが見えているところです。
その上に外壁仕上げ材下の通気用
の胴縁が見えます。

この胴縁の施工は非常に丁寧に
且つ、厳しく検査しながら施工します。
外壁下から入った空気が、きちんと、
軒天井や屋根の中に入ることが肝心
でして、途中で連続性が切れたり
袋状の部分ができたりしてはいけない
ので、執拗な検査があります。

また、この胴縁を柱や間柱に留める
特殊なビスはその長さや本数を各棟
ごとにメーカーに計算してもらいます。

胴縁の素材は防蟻と防腐の加工を
施した木を使いますが、現在では、
下の写真の様な樹脂製の材料も
使用しております。

外壁の仕上げ材の違いによって
選択的に使用しています。

左のお宅は、準寒冷地に建ちますので
外張り断熱だけでなく、柱の間にも羊毛
の断熱材を施工したDUO断熱仕様で
お造りしました。

ゼロエネ住宅や無暖房住宅の断熱仕様
になっておりますので、暑い夏に施工し
ましたが、施工中も家の中に入りますと
外に比べてずっと涼しい環境が確認で
きました。



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