収納スペースが決まっているにも関わらず、ついつい収納すべき場所以外に置いてしまうとお悩みの方は多いと思います。
それは、その場所に収納するのが楽ではなく、収納のハードルが高いからかもしれません。
この記事では、注文住宅の収納アイデアやコツについてご紹介します。
ぜひお役立てください。

具体的な収納アイデアを2つご紹介します。
自分や家族がよくする行動を思い出し、どのような点にこだわりたいかを想像しながら、収納スペースを考えてみましょう。

1つ目のアイデアは、アウトドアやガーデニングが好きな方におすすめの土間収納です。
土間収納とは、玄関から靴を履いたまま入り、収納できるスペースです。
玄関と収納スペースを何度も行き来する際に有効でしょう。

2つ目のアイデアは、収納に楽さを求める方におすすめの扉無し収納です。
クローゼットは毎日使う収納スペースの1つですよね。
扉を付けないオープンな収納にすると、扉の開閉の手間が省けます。
数秒で行える扉の開閉は面倒でないと思われるかもしれませんが、この工夫がクタクタで帰宅した後の自分にとって便利なものになるでしょう。

収納のコツを2つご紹介します。
注文住宅設計時にこれらに注意を払うことで、より良い収納スペースを実現できるでしょう。

1つ目のコツは、収納したい物が決まっている場所は、サイズを測っておくことです。
あとで、高さや奥行きが足りないと事態にならずに済むよう、適切なサイズを覚えておきましょう。
ただ、収納物がぴったり入るサイズにするのではなく、収納物が増えた場合に備えてゆとりを考慮する必要があります。

２つ目のコツは、使いやすく、出し入れしやすい収納にすることです。
使う所に収納スペースを準備し、動作と動作の間の動きを減らしましょう。
また、使用頻度の高いものは低い場所・手前側にし、使用頻度の低いものは高い場所・奥に収納します。
そして、扉は開き戸（ひらきど）か引き戸か、上記の2つ目のアイデアのような扉無しかを、使い分けましょう。

この記事では、注文住宅の収納アイデアや収納のコツをご紹介しました。
土間収納や扉無し収納を検討したり、収納スペースが適切なサイズで使いやすい場所にあるかを検討したりすることが大切です。
ぜひ、これらのアイデアやコツを実践してみて、注文住宅のすっきり収納を目指しましょう。