古民家の自然な快適が高気密・高断熱住宅でもできるんです!
茅葺屋根に漆喰塗りの土壁、柱や梁などの構造材をそのまま表わした室内空間、今では、岐阜県や富山県の一部に残されている文化遺産の建物でしか見ることが出来なくなりましたが、実は、現在の先端の建築技術に負けない科学された方法で家を守っています。(熊本大学などでの実験データがございますので、詳しくは川崎までお問い合わせください。)
雨の多い日本の夏には、茅葺屋根の中に水分を蓄えておき、日射による放射熱を奪って涼しさを保ちます。又冬には、茅葺屋根と土壁が断熱材となり室内で暖められた空気と煙が上昇し室内を暖めます。又煙は防虫効果が高く、茅の中に虫が付くのを防ぎます。
このように日本の各地で受け継がれてきた技術も、屋根に使う茅材の不足や余りにも高額なメンテナンス費用、また気密性の不足から冬期に暖房をしていない空間が外部と同じ温度になってしまうなどなどという問題から文化財保存としてしか生き残っていないのが現状です。
私たちは、ただ懐古主義に陥って昔の家を造ろうとしているのではなく、古民家の快適さの本質を生かし、熊本大学などでの実験結果と日本住環境㈱の協力のもと、日本と世界の優れた建築資材をフルに使い、高断熱高気密住宅なのに何故か古民家のような自然で快適に感じる空間をお造りいたします。