木造(ツーバイフォー工法)でも耐火建築物ができるんです。
今までは、防火地域内の3階建て住宅や
高層の共同住宅、社会福祉施設、ホテルなど
ひとたび火災が起きると大きな被害が起こりうるケースでは、火災に強いとされる鉄筋
コンクリート造や特殊な鉄骨造しか耐火建築物として許可されておりませんでした。 |
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しかし、ツーバイフォー協会が長年に渡り各種耐火試験を行ない、平成16年に耐火構造
の国土交通大臣認定を受けました。
これによって、 |
○ 防火地域内の100m2超又は3階建の住宅 |
○ 4階建ての共同住宅 |
○ 社会福祉施設、ホテル |
などの建物が、木造(ツーバイフォー工法)で可能になりました。 |
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又ツーバイフォー耐火建築物は、協会に登録された設計者が設計及び工事監理を行い、
工事行程中は耐火構造自主工事検査員による工事検査を実施しなければならず、そこで使う「自主工事検査チェックリスト」は、建物竣工後15年間保管することとなっています。
これはツーバイフォー耐火建築物が適正に施工されていることの証です。 |
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3階建共同住宅火災実験 |
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4階建実験棟
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いずれも「出典:(社)日本ツーバイフォー建築協会」 |
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下の写真は、2008年にカナダに行った時の写真です。
カナダでは、高層の木造建築物が当たり前の様に建っていました。
日本でもやっと欧米基準に近づいたということでしょう。 |
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