--- 併用住宅の特徴 ---
お住まいだけに使用する専用住宅に対して、併用住宅の特徴は店舗、事務所、賃貸住宅などと自宅を1つの建物で造ることです。
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ワンルームアパート併用住宅の実例
「需給バランスと節税対策を考えた無理のない選択肢」東京都品川区
私鉄の駅に近い利便性からワンルームアパートの需要が多く、税理士や地元の不動産業者と相談し家賃収入と節税対策を検討した上で、ワンルームアパート2室を含めての建て替えを実行しました。
事務所併用2世帯住宅の実例
「仕事と子育てを両立させる賢い主婦の選択」(沼津市)
1階事務所、2階親世帯、3階子世帯
1階事務所内観
1階から3階までのホームエレベーター
古くなったご実家の建て替えを機に、事務所併用2世帯住宅に建て替えた例です。仕事場と自宅の内部空間を完全に分けた事で、独立性も守りつつ2人のお子様の子育てと、ご両親のお世話まで手際良くこなすことが可能になりました。
事務所併用住宅の実例
「会社役員と税理士事務所経営、2足のわらじの為の知恵」(三島市)
1階事務所、2階自宅
1階事務所
2階自宅の吹抜け空間
古くなった住宅からの住み替えに伴い、賃借していた事務所との併用を成功させた事例です。ご自身が2階に住み1階を経営している税理士事務所で使用しており、住宅と事務所を一体とする事で経費の節約を行ないました。
店舗併用住宅の実例
「今は全てレストランとして使い、将来は2階を住まいに」(長泉町)
ご実家の敷地にレストランを計画。当初はオーナーシェフとして1.2階すべてを店舗として使用、将来はご自身が2階に住むことができる様、内部の間仕切りを非構造としました。
店舗併用住宅の実例
「自己使用のアトリエや教室として」(沼津市)
自宅の新築を計画する際に1階を自己使用のアトリエとして計画、住宅ローンに組み込めたことで有利な条件で借入する事が出来ました。駐車場のスペースを十分確保したことで、オーナーチェンジした後にも賃貸物件として活用しています。
併用住宅のメリット
自営業の場合ですと家賃を払わずに済みますし、賃貸併用住宅の場合ですと家賃を受け取ることで、毎月の負担を和らげることができます。
併用住宅に向いている職種としまして、固定客が予約で来て頂ける、美容室やダンススクール等各種教室、税理士事務所などがあげられます。
併用住宅のデメリット
一方、周辺環境の変化により店舗や事務所にとって不便になっても簡単に転居できなかったり、賃貸併用住宅の家賃は住宅ローンでは収入としてみなされなかったり、不便なこともあるので注意が必要です。
併用住宅に向いていない職種としましては、飲酒を伴う飲食業は住環境との両立を十分検討する必要があるかと思います。
注文住宅で培われたノウハウで、併用住宅も全て木造で造ります。
当社では、昭和36年創業以来木造注文住宅の設計施工をなりわいとしております。新築工事やリフォーム工事、フルリノベーション工事で培われた高品質で丁寧な仕事の進め方や、断熱・気密・換気など先進の建築技術を用いた家づくりを行っております。又3階以上の建物や大空間のある建物も海外の技術を生かして、ライフサイクルコストや住環境、そして税制面でも有利な木構造での計画をおすすめしております。
----- 施工事例 -----