建替えだけでなく、立地条件の良い狭小地を購入して新築する方が増えています。
天窓やルーフバルコニー、階段を工夫する採光計画で明るい空間を作りましょう。
一般的には南側に家が建っていると暗くなりがちですが、実は南面の窓よりも北面の窓の方が、柔らかな日差しなので読書に向いています。
屋根に付いている天窓の方が、壁に付いている窓の3倍も光が入ります。こんな事を知っているだけでも狭小地で間取りを考える時にはとても役に立ちます。
それではご一緒に考えましょう。あなたが新築やリノベーションしようとしている狭小地で、最も良い場所はどこですか?1階?2階?南側?それとも今まで一番日が当たらないと思っていた、北側の道路側だったりしませんでしょうか?私たちのつくるお住まいは高断熱高気密住宅ですので、北側のお部屋が寒々しいといった事は有りませんので、あなたが一番いいと思った場所を人が集まるリビングとして、計画してみましょう。
狭小地での間取り計画のポイントは、リビングの天井の高さを上手に使う事。
リビングを2階に計画すれば、床面積を増やさなくても、屋根の傾斜を利用して吹抜けと同じ開放感溢れる空間がつくれます。
又小屋裏空間を利用し、オープンな階段でリビングと繋げると、お部屋が小さくても一体空間としての広さを感じます。
狭小地での計画をする際に、階段で気を付ける事は2つです。
その1 明り取りとして階段を利用する。
階段そのものの明り取りに加え、階下への明り取りも考え、採光用の壁の開口や、けこみの無いストリップ階段なども効果的です。
その2 将来階段昇降機が設置できるようにしておく。
今は階段昇降機がとても高性能で小型化され、後付けもとても簡単になりました。
階段の巾を数センチ広くし、階段の上下に電源を用意しておけば準備はOKです。積極的に便利なものを使いましょう。
狭小地での快適な家づくりには、光の入り方、空間づくり、間取り計画、将来のライフスタイルの予測など、様々な工夫と経験に裏付けされた高い設計力が必要です。当社では注文住宅の設計経験の不豊富なスタッフがチームで対応させて頂いております。ご安心してご相談ください。
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