「コア」の家(地元産材で作る地震に強い100年住宅)

新しいコンセプトの軸組工法のご案内をいたします。
商品という意味ではなく、建物を強くする方法の違いです。
どういう方法で建物を強くするかと言いますと「コア」という考え方で建物を強くします 。

「コア」の説明をする前にツーバイフォー工法と軸組(新在来)工法の違いを簡単に説明いたします。
ツーバイフォー工法では、壁面、床面、屋根面それぞれの面に構造用面材(合板やOSBボード)を使い
建物全体を強くします。
それに比べ軸組工法では、柱や梁と呼ばれる構造材(軸)の組み合わせで強さを生み出しています。
当社では、軸組工法で作る場合、ツーバーフォー工法の面の強さと専用の高強度金物を用いた強い軸組工法=新在来工法をお勧めしてきました。

今回ご案内する軸組工法の家は、今までお勧めしていた軸組工法(新在来工法)と同じ様に軸と面の2つの強さを併せ持っているのですが、少し違ったコンセプト=「コア」という考え方で地震に対して強い建物を作ります。

       

上の図の建物の4隅にある黒く塗りつぶされている「コ」や「J」型の壁が「コア」です。
「コア」自体の考え方は、新しいものではありませんが今回「コア」の考えを採用することで今の時代にマッチする様々なメリットが生まれてきました。
1.スケルトン&インフィル コア部分で建物の強さを確保しますので内部空間を自由にリモデルできま
  す。100年以上住み繋いでいく住宅には最適です。
2.「コア」以外には、開口部の制約が無いので、大きな窓も自由に計画できます。
3.長期優良住宅先進的モデルに採用されておりますので 最大200万円の補助金の対象になります。
4.地元産材を使えますので、地産地消に貢献でき また静岡県優良木材(最大30万円)や国土交通省
  (詳細未定)など 各種補助金の対象にもなります。
5.フラット50が使えます。長期優良住宅を受けることで、50年間の融資期間の フラット50が使えます
  フラット50は単に返済期間が 長いということだけでなく、もし建物を売却することになっても購入者
   に債務を継承できるという他の住宅ローンには無いメリットがありますので、ご安心いただけます。
6.「コア」という共通的な基本認識を持つことで高品質のままで、各部分においての無駄を減らすこと
  が可能です。ひとつずつの無駄を省くことでトータルでのコストも減らせますので、お値打ちと思い
  ます。


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