ファイナンシャルプランニングQ&A 「人生設計図」


  ケース2 
 
 「分譲マンションからの買い替えを考えているんですけれど?」
Que.
「本人(K様)45才、妻42才、共に会社員です。子供は長男13才、次男11才の二人、
現在分譲マンションに住んでいるのですが、手狭になってきたので
買い替えを考えているんですけれど、自分たちの計画に無理は無いか教えてください?」
というご質問です。
 
さらに詳しくお聞きしました内容は、
  土地代 1800万円  
  建物代 2500万円  
  諸費用  430万円  
  合計 4730万円  
  自己資金 2030万円 (マンション売却資金を含め)
  住宅ローン 2700万円 (65才定年時に完済希望)
  ご主人年収  650万円  
  奥様年収  240万円 のご計画だそうです。
   
 

Ans.
◎65才の定年時までに住宅ローンを終わらせたい。
とのご要望でしたので、20年間の借入期間で、毎月の返済額が変わらない
長期固定金利のフラット35で、シミュレーションをしてみましたました。
フラット35で2700万円を20年借入した場合、毎月の支払いが¥140,587-
(金利2.31%、ボーナス払いなしで試算)
年間返済額は約170万円となります。ご年収に対する返済比率は、ご主人様
単独で26%、奥様の収入を合わせますと19%ですので、一応安全圏といえます。

さてそれでは、ここまでのお話を元にK様の「人生設計図」を作ってみましょう。
「人生設計図」は、「老後資金」「教育資金」「住宅資金」の順でお考えください。
男性の場合、年金受給開始の65才時点で3000万円の貯蓄、
平均寿命の85才での貯蓄+生命保険残高で、その後平均して10年以上続く
奥様の生活設計をチェックしてください。

 

   
グラフ1
   
 

上のグラフは、現在の年収が毎年1%ずつ増えていき、定年延長制度を利用して
60才から65才まではそれまでの6割の所得が確保された場合のシミュレーションです。

ファイナンシャルプランを考える上で一番大切な事は、ご主人様の65才時点での
貯蓄総額です。この時点での貯蓄総額が3000万円を確保していれば一応健全な
計画と言えるでしょう。(※1)
この計画では、65才時の貯蓄総額が約2500万円となっています。もう少しですので、
家計・生命保険・車の見直しを細かくしていけば、この計画は無理な計画ではないと
思います。

   
  但しK様の場合、実際にはご本人奥様共に年収が上がらないかもしれないとの事ですので、
次に所得が伸びないケースを見てみましょう。
   
グラフ2
   
  収入が毎年1%伸びていくケースに比べ、65才時での貯蓄が1200万円と約半分しか
貯まっておりませんので、全体の歳出の見直しが必要ですね。
それでも59才の時点で2000万円の貯蓄を達成し、85才時でも約800万円の貯蓄+
生命保険が残されておりますので、全体計画としましては、無理のない計画でしょう。
マイホームを将来に渡り資産価値の高い不動産にする為、長期優良住宅仕様で新築し、
将来の資産価値を減少させないという様な工夫をしていく事をお薦めいたします。

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