当社で標準採用している「基礎外断熱+地熱活用工法」は、環境省から地中熱利用工法として認められており、平成26年に続き今年も「地中熱利用状況調査」の依頼がまいりました。この調査は、再生可能エネルギーの中でも太陽光発電などに比べ、まだまだ進んでいない地中熱利用の実態調査を隔年で行っているものです。 地中熱とは、地表からおおよそ地下200mの深さまでの地中にある熱のことをいいます。このうち深さ10m以深の地中温度は季節に関わらずほぼ安定していて、その地域の平均気温かそれよりも少し高い程度であることが多くなっています。 |
そして、この安定した熱エネルギーを地中から取り出し、冷暖房・給湯・融雪などに利用することを 当社で標準採用している「基礎外断熱+地熱活用工法」は、その中でも最もイニシャルコストの少ない熱伝導方式の地中熱利用方法に分類されます。 |
熱伝導のイメージ図 |
当社では、約18年前から「基礎外断熱+地熱活用工法」を標準採用しておりますが、開発のきっかけは、冬の朝でも床暖房無しで快適に暮らせないか?という単純な疑問からでした。当時は地中熱の事はほとんど分からずに標準採用しましたが、入居後のお客様から「真冬の朝でも床が冷たくならない」「外気温が35℃を超えてもリビングでエアコンを使わなかった」など予想以上の声を頂いて、地中熱のメカニズムを実感いたしました。 出来るだけ無駄なエネルギーを使わず、お客様の省エネ&省マネーに貢献したいと考えております |
地中熱関係資料は、下記をご覧ください。 |