当社ではお客様のお宅や外張り断熱リフォームした自社事務所で計測した温度データを公開し、室内の快適さをお伝えしております。 |
|
沼津市沼北町 中西工務店事務所前 AM7:41 外気温 -1.3℃ |
|
事務所2階 室温15.7℃。 |
|
事務所2階 北側の壁の表面温度 15.1℃。 |
|
【外張り断熱の快適さの秘密1】 熱が伝わり難い 建物全体を断熱で覆う外張り断熱では、熱橋が無い為外壁面の表面温度の低下が少ないのが特徴です。又壁の中の構造材が蓄熱する為、この日も前夜から約12時間無暖房状態での室温が15℃台を保っています。 【外張り断熱の快適さの秘密2】 体感温度が高い この日も外壁面の表面温度と室温の差は約1℃です。 15℃の事務所に入っても寒く感じないのは体感温度が高いからなのです。 体感温度は簡単に言いますとこんな式で表されます。 体感温度=(室内温度+外壁面の表面温度)÷2 仮に今朝の室温が同じ15℃だっだとしても、断熱性能が悪く外壁の表面温度が5℃まで下がってしまっていたら、体感温度は10℃になってしまうという事になります。 外張り断熱の場合、外壁面の温度を下げる熱橋が無く、 柱や梁などの構造体や壁の中の静止空気が全て蓄熱体になる為、外壁に面した壁や天井面の表面温度が下がり難いというわけです。 さらに当社では、下請けの断熱業者に任せず自社で施工しますので、外張り断熱してもコストアップになりません。 当社で新築する建物の断熱性能は、ホームページに記載しております様にUA値は0.5~0.65になります。この地域の低炭素認定住宅(ZEH基準)がUA値0.6以下ですので、特別な事をせず、普通に造っても低炭素認定住宅レベルになります。 沼北町の本社事務所は、2012年に外張り断熱リーフォームを行いましたが、事務所としての使い勝手ゆえ、1階の床は土間コンクリートのまま、また屋根面は断熱リフォームをしておりませんので、建物全体の数値的といたしましては、UA値は1を超えた数値です。 それでも毎日通勤してきて感じるのが、入室した際の体感の暖かさです。 出社時の室温と外壁面の表面温度は、ブログに記載しています様に15~16℃と安定しておりますし、更に数字以上の体感の暖かさが得られます。 その秘密を以前サーモカメラで撮影した写真で説明いたします。 まずは一般的な充填断熱のお宅の写真をご覧下さい。 (2013.3.15沼津市、最低気温3.4℃) |
|
充填断熱内観(完成後) |
|
あら不思議! |
|
外張り断熱内観(工事中)
|
|
外張り断熱内観サーモカメラ |