2022.5.2 川崎誠 【3.デザイナー住宅編】 最近よく聞くデザイナー住宅とは、設計者がオリジナル色を前面に打ち出して設計する住宅のことを指しています。昔から「建築家」と呼ばれる設計士は自己主張の強い建物を設計していましたが、デザイナー住宅と言う最近の呼び方は、「有名建築家」よりももっと若い設計士が設計する住宅を指しているようです。それぞれの設計士の主張がストレートに出ますので、特にデザイン面で設計者に共感する施主には、「世界でたった一つの我が家」を演出してくれる楽しい我が家になるケースが多いようです。 「カッコ良く、お洒落な 新築デザイナーズハウスが 頭金0円、毎月家賃並みで手に入る。」 「土地+自然素材仕様+家具付+フル装備のデザイナー住宅」こんなキャッチコピーで広告に出ていました。外観は、ALC仕上げでモダンさを演出しています。またソファーセット、ダイニング5点セット、AVボード、輸入照明器具、カーテンが標準装備になっています。 お洒落な家具などでお客さんの気を引いていますが、プランを良く見てみますと、建売企画プランでご説明しましたようにリビングや階段がとても使いにくく、収納量も全く少ないことがお分かりいただけるかと思います。 |
担当 川﨑誠 |