6月4日.5日 防災住宅相談会開催中 |
2022.1.15
今日の事務所の室温 16.0℃ (外張り断熱リフォーム施工済) 当社の事務所は、外張り断熱リフォームを施工しております。 こちらは、2022年1月15日AM7:30の室温です。
この日は、全国的に寒波が押し寄せ 三島市の最低気温は、午前7時に -3.6℃を記録しました。
当社事務所のある沼津市沼北町でも 午前7:30の気温が、この冬一番の冷え込みで -3.1℃まで下がっておりました。
さて、外張り断熱リフォームをした事務所に入ってみますと 室温は16℃でした。 この冬はまだ一度も15℃以下になっておりません。 暖房は昨晩午後7時に停止したままの状態です。
24時間換気をしていますので、部屋の給気口から 外気が導入し続けている状態です。
外張り断熱は、厚さ40mmの防蟻EPSと 遮熱LowEペアガラス付樹脂サッシに交換しております。 1階は土間床のままですので、 断熱等級は3~4の間です。
さらに驚きなのが、何度もブログで書きましたが 室内の表面温度の低下が全くないのです。 この日の外壁面の室内表面温度は、16.3℃です。 外張り断熱の効果で、外壁面の温度の低下が抑えられております。
体感温度は、一般的には以下の式で表されます。
体感温度=(室温+室内外壁面の表面温度)÷2
この時の体感温度は、16.15℃というわけで、 室温とほぼ変わりません。
さて、地球温暖化対策としまして、世界規模での省エネルギーに対する 様々なルール作りが進められております。
建築物に対しては、現状よりレベルの高い断熱基準が発表されました。 (HEAT20 G1~G3という基準)
平成28年省エネルギー基準を1とすると 現在の最高レベルの断熱性能4は、1.45倍の断熱性能ですが、 この度発表された、HEAT20のG2では、1.89倍の断熱性能となる とても高い基準です。
そしてHEAT20G2グレードの独自指標は、 6地域(静岡県東部の大半の地域を含む)の場合、 室温が、概ね13℃を下回らず、15℃未満になる時間・面積の割合が 10~30%程度としております。
わが社でのご入居宅への聞き取りでは、 ◆三島市K邸 低炭素認定基準(UA値=0.6) この冬の朝7:00にリビングの室温が15℃を下回っていたのは2日。 いずれも前日の午後11時頃に暖房運転は停止した状態です。 因みに昨冬は、15℃を下回った日が約7日との事でした。 給気口が集中している為、家の中で一番冷えるリビングでも ※7日÷365日=約2%ですので、そのレベルの高さがお分かりいただけるかと思います。
◆長泉町Y邸 ZEH基準(UA値=0.56) 昨年10月にお引渡しを致しましたY様邸では、 この冬は、朝でも18℃位ですとの事でした。 一冬過ぎましたら詳しくお聞きしたいと思います。
現在当地で土地選びのお手伝いをしておりますO様は HEAT20 G2をご希望されておりますので、 家づくりのお手伝いが楽しみです。
今年も、これから家づくりを進める皆様に、 様々な手作りデータで快適で省エネな家づくりの お手伝いをさせて頂く所存です。
よろしくお願いいたします。 |
担当 川﨑誠 |