裾野市 F様邸 外張り断熱リノベーション |
2021.8.20
裾野市十里木高原 F様邸
このお宅は、築30年のリノベーション工事です。 耐震と断熱の性能を新築レベルまで向上させます。
外張り断熱工事と外壁下地の通気胴縁工事が完了したので チェックに行ってきました。
この後仕上げるガルバリウム遮熱サイディングが横張りの為 通気胴縁は縦に施工します。
通気胴縁を縦に使うと空気が流れやすい為、 チェックを怠りがちですが、窓の廻りを特に注意して チェックを行います。
窓廻りの下地材が空気の流れを妨げない様に施工されているかが 主なチェックポイントです。
室内も下地工事をする際には、特に気密切れや断熱切れに 注意をしてチェックします。この現場は社員大工の中野君が スーパーバイザー(その現場の大工の職長)です。 社員大工には、断熱や気密などの座学を定期的に行っており、 現場ではスーパーバイザーが他の大工に指示をします。 それを現場管理者と設計担当者が確認するというトリプルチェックです。
リフォーム・リノベーションでの実務設計者の腕の見せ所は、 直すところと直さないところの収めです。 このお宅では、造り付けの洗面収納をそのまま利用する為 新しい部材がちぐはぐにならない様、収めを考えます。
新築以上に、設計者や現場管理者、現場の大工の経験と 思い入れが必要になって来るのが、 リフォームやリノベーション工事だと思います。 |
担当 川﨑誠 |