後悔しない土地選びってどうすればいいの? |
それでは今日は「後悔しない土地選びってどうすればいいの?」セミナー第5回目です。
土地情報は、不動産情報誌や新聞広告などで知る事が出来ます。また、最近はインターネットでも情報が簡単に取れますよね。で、いいなあと思う土地の多くは、分譲地。
でも、この分譲地、ほとんどが、「建築条件付き」です。
建築条件付きと言うのは、ご存知だと思いますが、簡単に言うと、土地と建物がセットになっている物件です。家もセットになっていますので、便利といえば便利なのですが・・・。
でも、建築業者を自由に選べません。それが、思い通りの家を建ててくれる業者であればいいのですが、実は、そうでない場合も多いのです。
ですから、 もし、あなたが自然素材の家を建てたいと思っても、自由な設計をしたいと思っても、好きなデザインにしたいと思っても、出来ない場合が多いのです。そこで今日は、分譲地にあなたが建てたい家を建てられる(可能性の高い)方法をお教えします。
と、その前に、まず、「どうして条件付きなの?」
と言う事を簡単に説明いたします。
この条件付き土地には、おおまかに二つのパターンがあります。まず、1つ目はその土地を販売している分譲業者が、建物を建てる方式です。
そして、2つ目は分譲業者が提携しているハウスメーカーで建てる方式です。(正式には、建築業者指定物件と呼びますが)
この場合は、ハウスメーカーは分譲業者に、手数料を支払います。家を建てるお客さんを紹介いただいたお礼ですね。もちろんそのお金は、家を建てる人が負担することになるのですが。
「建築条件って、外せるの?」 そう、思いませんか。それでは、条件をはずす方法をこれからお話します。
条件をはずす一つの方法は、あなたが分譲業者のリスクを負う事です。具体的には、条件を外してもらう見返りに、少し高く買うのです。
「どれぐらい?」 敷地の条件や販売の様子にもよりますので、一概に言えませんが、目安としましては、坪1万円から3万円位でしょうか?
例えば、50坪の土地だと、50万円~150万円程度ですね。上乗せする金額は、交渉次第です。
つまり、 ハウスメーカーから入る手数料をあなたが肩代わりすると言う事です。まずは、条件を外せるかどうかを分譲業者にお聞きください。もし、ダメといわれたら、どういう条件なら良いかさらに聞いてください。それでもダメなら、その時は諦めましょう。(分譲地の売主さんを口説くのにハウスメーカーさんも協力していたりハウスメーカーさんの売上計画にそこで建てる建物が入っていたり、色々な理由は有りますが、)
次に、 上乗せしなくても、条件を外してもらえる方法があります。
それは、 第3回目にもお送りしましたが、長い期間売れ残っている分譲地です。売れてない原因は様々ですが、周辺相場より高い。または、場所や地形が悪い。大抵はこういう理由ですね。 長い期間というのは、およそ1年が目安でしょう。1年以上前に売り出された分譲地で、売れ残っている土地を探してください。
探し方はとても簡単です。
不動産情報誌ありますよね?掲載されているものは、すべて売れ残っている物件です。
目ぼしいところがあれば分譲業者に、「土地だけ売ってくれますか?」と聞いてみてください。
「建築条件を外すことは可能」です。建築条件付きの土地のご相談はこちら
ではまた 失礼します。
今日のヒトコト やるだけやって潔く諦め。(土地or理想の住まい)
追伸 今日は土地探しのメールセミナーを始めた理由に付きまして、少し書かせていただきます。私自身が、宅地建物取引主任者として20年以上不動産の仕事に携わっているというのが、もちろん第一の理由ですが、個人的にも、実は私も現在土地探しをしているからなのです。
22年ほど前に三島市の駅から10分の場所の分譲マンションを購入しました。当時はまだ新婚で賃貸マンションに住んでおりましたがうちの親は三島の芙蓉台、妻の親は三島の本町に住んでおり、支払っていた家賃に3万円ほど上乗せすれば不動産が自分の物になり、どちらの家にも行きやすいという単純な理由で、丁度広告に出ていたマンションを何軒か下見し衝動買いしてしまいました。
その後転職して当社に入社し、注文住宅を建てるお客様とずっと接して色々お話しするうちに、どうしても自分の家が欲しくなってきたこと、
そして子供が大きくなるにつれ、RCマンションの防音性の低さによる上下左右の世帯の方との音の問題が発生したり、収納不足や余りの断熱レベルの低さに直面し、住み替えを決断し、7年前に三島市内で土地選びを始めました。
いざ土地探しをしてみると、私は転校させても言いと思っていたのですが、当時小学生と中学生の子供たちや妻の、転校したくない、させたくないという反抗に合い、地域や時期を限定して苦労して土地選びをした経験があり、 土地購入+注文住宅を建てたいと頑張っている方に、少しでも自分の知っている事を教えてあげる事で 失敗や後悔の無い家づくりをしていただきたかったという理由でこのメールセミナーを始めたというのがそもそもの理由になります。
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担当 川﨑誠 |