後悔しない土地選びってどうすればいいの? |
こんにちは。 中西工務店の川崎です。
今日は「失敗しない土地選びの秘訣」メールセミナー第6回目です。
前回までは、土地そのものの判断基準の話でした。でも、宅建業者の良し悪しも良い土地に巡り合うのに必要な条件です。そこで、今日は信頼できる宅建業者かどうかを見分ける3つのポイントを話します。
まず一つ目は、希望地域の土地情報(相場)に詳しいかどうかです。これは、地域を絞って土地探しをする場合には特に必要な条件です。 例えば、 「〇〇市○○町で土地を探しているのですが、いくら位ですか?」と聞いたとします。すると宅建業者は、「〇〇市○○町なら、坪○○万円ぐらいです。」と答えます。
これは売買事例や路線価などをもとにした、相対的な価格です。でも、実際は、だいだい3ヶ月周期で価格は動いてるんですね。土地の価格は常に変動しています。
そこで、宅建業者に、 「ここ3ヶ月ぐらい価格に動きはありますか?」とか、「最近、この地域で契約された例はありますか?」という質問も聞いてください。
その地域に詳しい業者なら、実際に取引された価格なども教えてくれるはずです。曖昧な返事なら、その地域について詳しくありません。その地域に詳しいと様々な情報が入ってきます。昔はどこそこの娘さんが結婚すると言う情報も、地元の不動産屋さんが知っていたのですが・・・
IT時代の弊害なのか、今ではなかなかそこまではいかないようです。(ある程度学区をまたいでの、広い地域でお探しでしたら、違う探し方(業者選び)が良いケースもございますのでご注意を)
二つ目は、関心ある物件の資料を請求してみることです。 すでに情報誌などで探されていると思いますが、ある程度、絞り込んだら資料請求をしてみてください。
信頼できる宅建業者ほど正確な資料を作っています。なかには、そうした資料を作ってない業者も結構います。資料をつくる時間がないのか、面倒だからやらないのか・・・ 正確な資料がないと、重要事項を確認するのに時間が掛かったり、売主側の業者がなかなか動いてくれなかったり、話がなかなか前に進まないケースもよく有ります。
ですから、資料請求してみると業者の仕事に対する姿勢がよくわかります。
三つ目は、土地の現地案内を頼んでみることです。 資料請求で信頼できそうな業者なら、次は現地案内をしてもらってください。(もちろん、その前にご自分で現地を確認したり、 相談している建築士や工務店がいれば、一緒に行ったほうがベターです)現地に行けば、気になるところを、直接質問できますよね。そのとき、業者が、ちゃんとその物件について把握しているかどうか確認してください。きちんとした答えをしない業者さんは注意が必要ですね。もし、その場でわからなければ、「後ほど確認して連絡します」最低これぐらいの返事ができなければ失格ですね。
また、デメリットも、ちゃんと説明するかどうかは大事ですね。良いところばかり強調する場合、必ずデメリットも確認してください。
そして一番大切なのは、この時点で、ある程度建築する業者を絞っておかないといけないという事です。
なぜなら、住宅ローンを借りる場合、土地+建物での総合評価により、銀行は貸出し金額を決定します。そして、土地決済時に一度融資が実行されますと、全体金額の増額は出来ません。
詳しくは、次回のメールセミナーでお話いたします。次回はいよいよ契約の話です それでは失礼します。
今日のヒトコト 宅建業者さんには「得意不得意有り」ご自分達の希望を整理し、得意な宅建業者さんに依頼しましょう。 メルマガ登録はこちら
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担当 川﨑誠 |