マイホームで失敗しない資金計画のお話 Vol.3 |
2020.11.28
「住宅ローンを上手に選ぶために、家計のどこを見直したらいいの?」
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの川崎です。
前回の 「お金が貯まる家計管理にするには、 収入-貯蓄=支出」 貯蓄以外は、使い切ってしまおう。 は、いかがでした。
今日お送りするのは、 車の購入方法が間違っていないか? です。
車のローンは、多くても3~400万円、 住宅ローンに比べればたいした金額じゃないのに 何が問題なのかな?
そう思っていませんか? それでは車のローンで注意する点をお話しします。
オートローンの注意点
車をローンで購入している場合、 間違いなく個人の信用情報に記載されます。 そして住宅ローンを申し込むと、 金融機関は個人信用情報を調べます。 (住宅ローンの申し込み時に、個人情報使用の申込書にも署名されます)
金融機関は、車のローンと住宅ローンを足した支払額で 返済比率を計算するため、 5~6年と借り入れ期間の短い車のローンは、 30年以上の期間借り入れる住宅ローンに比べ とても大きな負担になってしまいます。
固定金利、変動金利、アドオン方式など 借り入れ方法と金利等にもよりますが 1台の車のローンが、家1件の住宅ローンと 同じ返済額になることも良くあることです。
正しい住宅ローンを組んで その分手元に残したお金で車を現金購入。 これが正しい答えです。
家作りをスタートした時に 万一車のローンが残っている方は、 先にお手元の現金で車のローンを完済するか 金融機関によっては、他社で組んだ車のローンも 住宅ローンを借り入れすれば 一緒に審査してくれるところもあります。
いずれにしても 車の購入方法を正しくすることは、 「安全に返済できる住宅ローンの返済比率」を 支払える、健全な家計につながります。
いかがでしたか? 「家計」のどこを見直せばよいかの 一つめ・・・・浪費してませんか? 二つめ・・・・車のローンについて でした。
それでは次回は、 「3つの家計チェックポイントその3 生命保険について」 を お送りします。
|
担当 川﨑誠 |