こんにちは!中西工務店の岡田です。
今回は、せっかく金融機関に従事していたので「住宅ローン審査の際の金融機関選びと交渉術」についてお伝え出来ればと思います。
⒈ まずは、メイン口座のある金融機関へ相談に行きましょう!
なぜ??金利の低いところを選んだ方が良いのでは??
と思う方もいらっしゃるとは思いますが、メイン行でないとお金の流れが把握できません。
また、先方からしても「なぜ最初にメインじゃないうちに相談がきたのだろうか?何かあるのかなと?」と思われることもあります。
そのため、まずはメイン行での審査を受けましょう。他行への相談は結果を待ってからでも遅くはありません。
⒉ 審査時の必要書類については事前に準備をしておきましょう!
印鑑と通帳を持ってまずは相談に行けばと思いがちですが、必要な書類がなければ審査は進みません。
まだ物件が決まっていなくても事前に審査をすることは可能ですが、物件の評価も審査に影響するため情報は具体的である方が良いです。
☑予算に合った物件を選び、その資料(物件情報)を用意しておく。
☑源泉徴収または所得証明書の準備。(勤続年数の確認)
※個人事業主の場合は申告書3期分、会社経営者の場合は源泉+会社決算書3期分
☑建替えの場合は土地、建物の謄本(あれば公図も))
☑家族状況(配偶者、子供、その他同居家族の情報)
☑既存の借入状況(カードローンやクレジットのキャッシングの極度額)
⒊ 担当者によっては結果が変わります
金融機関では「チラシで広告しているようなローンをパッケージ商品」といいます。
預貯金、年収、担保物件等の評価にて、審査し、通れば提示金利で貸出をします。あくまで機械上で算出した結果であることが多いです。
ただし、その後に結果が変わることは少なくありません。なぜなら人間が審査するからです。つまり、同じ案件であっても金融機関担当者によっては可決されるケースは稀ではありません。
また、申請から審査結果までは数日で出ることが多いのですが、申請書類を作成する時間を考慮し「審査期間は1週間ほどかかる」と伝えることが多いです。
優秀な担当者であれば、否決となっても再審査をすぐに申請し可決となってから連絡をするのに1週間ほどです。
再審査をせずにお断りの連絡をいれてくることや、そもそも申請書類の作成が遅く1週間経ってからようやく申請をし「審査が遅れているようです」と連絡してくる担当者がいないとは言えません。
事前に準備をしておけば書類作成の時間短縮にもなり、一回目の審査が否決でも+αの情報を追記し再審査をしてくれやすくなります。
また、メイン行であれば何とか可決になるようにと努力してくれる可能性が高いです。
「家を建てたいがそもそもローンが通るか心配で」といったような悩みがある方はご相談頂ければ、お声かけ下さい!
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