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ガス給湯機で光熱費を抑える方法

 

今回は最近、急上昇している光熱費を抑えることのできる設備、その中でも「電気」に次いで割合の高い「給湯」についてガス給湯機を使用している方必見の設備を少しご紹介します。

ガス給湯機で給湯コストを抑える

光熱費を抑えるといえば、皆さんは太陽光発電設備がすぐに思いつくのではないでしょうか?

太陽光発電の恩恵を受けるためには、エコキュートやIHなどを採用しオール電化とするケースが多いのではないでしょうか?
新築でオール電化とする場合、

ガス給湯機 より エコキュートの方がコスト増
ガスコンロ より IHの方がコスト増
分電盤も コスト増

というふうに、イニシャルコストがどうしても少しお値段が高くなる傾向があります。
そのため、ガス設備にしたいけど光熱費を抑える方法はないかと、よくプランの打合せをしていると話題としてあがります。

もちろん、ガス設備+太陽光発電という組み合わせも良いでしょう。
今回はガス設備で太陽光発電とは別の方法で光熱費を抑える設備「太陽熱温水器」についてご紹介します。

 

 

太陽熱でお湯を作って貯める「太陽熱温水器」

太陽熱温水器にも種類がいくつかありますが、圧倒的におススメなのが水道直結式でガス給湯機に接続可能な太陽熱温水器です。

写真のガラス管(真空管)内で太陽熱を集熱しタンク内の水に熱を伝えお湯を作る方法で、熱の伝達は間接的に行っているためタンク内が外気に触れることが無く衛生的なつくりになっています。(水道管の途中にタンクがあるだけというイメージ)

特徴とメリット

①約5年とずば抜けたコスト回収期間

好評な理由の一つはずば抜けたコスト回収期間です。約5年で設置費用が回収できます。太陽光発電システム等が8~10年かかるのに対して、
かなり早いのがわかると思います。また初期費用も設置工事費込みで約50万円程度からと太陽光発電システムに比べて安いの特徴です。

②災害対策として195リットルの飲料タンク

写真でタンクが見て取れるように、195リットルのお湯を常に蓄えているため万が一の災害時には195リットルの衛生的な飲料水の確保ができます。

③衛生的な水道直結式

写真のガラス管(真空管)内で太陽熱を集熱しタンク内の水に熱を伝えお湯を作る方法で、熱の伝達は間接的に行っているためタンク内が外気に触れることが無く衛生的なつくりになっています。(水道管の途中にタンクがあるだけというイメージ)

④メンテナンスコスト不要

しくみとして一切電気製品を使用していませんので、基本的に何か部材を交換しなければならないということは発生しません。
「台風などで真空管が何本か割れた」などでもない限り普段は何もお手入れする必要はありませんし、割れてしまったとしても真空管1本ずつ交換することができます。

⑤電源不要

電源不要なので停電時も安心してお使いいただけます。

⑥高所設置が不要

他の太陽熱温水器と違い、水道直結方式のため高所設置が不要で水道の圧力の心配がありません。
地面に設置できるため、屋根を傷つける心配もありませんし、万が一の際も足場不要で格安で迅速にメンテンナンスできます。

 

水道直結式 太陽熱温水器のしくみ

水道直結式の太陽熱温水器の仕組みは、まずタンクに水道水が入いります。
タンクに間接的に接続された真空管の集熱器から、熱交換によりタンク内の水を加熱して蓄えます。
この時点で、タンク内の水は時期によって40℃~70℃まで水温が上がります。
その後、ガス給湯機に「ミキシングバルブ」で熱すぎる場合は水道水と合せてガス給湯機を通ってキッチンやお風呂などから設定温度でお湯が出てきます。

給湯器と水道管の間に設置するだけなのでとてもシンプルな構造なため、メンテンナンスが極小で、全ての配管が空気に触れないため水道管と同レベルで衛生的です。

 

 

ガス給湯機&設置スペースがある方におススメ

この製品は、ガス給湯機を使用していて敷地内に設置スペースがある方にとっては、全ての方におススメしています。
新築ではなく、既存のお家に設置でき、実はあまりに投資回収率が良いため当社の社員宅でもいくつも設置して光熱費削減に役立ってくれています。
実際の光熱費削減率などをご紹介できますのでご興味ある方はお問い合わせください。

2022年7月15日

谷口 怜


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