快適な室内の温度と湿度とは?
関係性と目安について解説します!
皆さんは、快適な室内の温度と湿度の関係についてご存知ですか。
快適な室温は、温度と湿度のバランスが非常に大きく関係しています。
それゆえ、温度と湿度の関係性を知ることは非常に大切です。
そこで今回は、温度と湿度の関係性と、快適に過ごせる温度と湿度の目安、快適に保つ方法について詳しく解説します。
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□快適な室内の温度と湿度の関係性について! |
両者の関係性は快適さにどう影響するのか気になるところですよね。
基本的に気温が高くなるほど、より湿気を感じやすくなります。
空気の飽和水蒸気量は、温度が高いほど多くなります。
夏は、温度が高くなるのに伴い、空気中の含有水蒸気量が増えます。
それゆえ、不快な暑さを感じやすくなります。
反対に、温度が低くなるほど、空気中の含有水蒸気量が低減します。
その結果、冬場は空気が乾燥する日々が続きます。
体感温度は周囲の温度や湿度によって異なりますが、その他にも風の要素でも変わることがあります。
人体は風を受けると汗が乾く(蒸発する)過程で身体から熱を奪われ体温が下がります。湿度が低い冬は汗が蒸発しやすくなり、肌が乾燥するとともに寒く感じやすくなるのです。
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□快適に過ごせる温度と湿度の目安とは? |
まず快適に人が過ごせる温度は、季節によって異なります。
一般的には夏場が25〜28度、冬場が18〜22度に言われています。
温度は、夏場と冬場では7度程度の違いがあります。
季節に関係なく常時一定の温度に保たれていれば良いわけではないことがわかります。
次に適切で健康的に過ごせる湿度の目安は40〜60パーセントです。
湿度が40パーセント以下であると、肌や喉の乾燥、ドライアイなどの原因になります。
また、風邪やウイルスは湿度が40パーセント程度の環境で活発化します。
それゆえ、湿度が下がる冬には風邪をひきやすくなります。
対して、湿度が60パーセント以上ある場合は、カビやダニが繁殖しやすい環境となります。
これらはアレルギーなどの健康被害だけでなく、家具や家へのダメージにも影響します。
*快適に温度と湿度を保つためには?
下記に簡単に実践できる方法を示します。
まず1つ目は、エアコン等の除湿機能や加湿器を利用することです。
除湿機能を駆使して、部屋の湿気を取り除きましょう。
2つ目は、カーテンなどで断熱・遮熱することです。
窓は、室温調整に大きな影響を与えます。
それゆえ、カーテンなどで窓の断熱や遮熱を行うと、室内の環境を快適に保てるでしょう。
3つ目は、扇風機などで空気を循環させることです。
サーキュレーターや扇風機を使用して、空気の循環を促しましょう。
室内の温度のムラがなくなります。
その結果、快適に過ごせるでしょう。
以上、参考にしてください。 |
□まとめ |
今回は、温度と湿度の関係性と、快適に過ごせる温度と湿度の目安、快適に保つ方法を詳しく解説しました。
基本的に温度が高いほど空気が含む水蒸気量が増え、湿度は高くなります。
快適に過ごすためにも関係性を把握することが大切です。
注文住宅を検討中の方は、ぜひお問い合わせください。
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