住まいing NEWS
谷口の家づくりおすすめ情報
【構造】ベタ基礎一体打ち |
|
見た目は同じ、中身は全然違う「ベタ基礎一体打ち」 この記事では、最近では広く普及してきている「ベタ基礎」について2つある施工方法と、その違いについてご説明したいと思います。 ベタ基礎 (基礎外断熱も施工しています) 「一体打ち工法」と「二度打ち工法」の違い
一体打ち工法
打継ぎ工法 図
コンクリートを2回に分けて打つ方法 コンクリートを1回で打つ工法 「二度打ち法」による2度打ちには以下のような弱点があります。 一方で「一体打ち工法」には工法や強度について、これといった弱点がありません。
どのくらい強度が違うのか? 基礎の型枠材料メーカーであるエヌエスピー社さんが「一体打ち工法」と「打ち継ぎ工法」の強度実験をしていますので、ご紹介します。
基礎の立上り部分に徐々に荷重を加えていき強度を計測しています。
計測結果 数値データ
中~大地震(80kN)以上の揺れが起こると「二度打ち」の方は、ベース部分と立上り部分の継ぎ目部分が破断してしまうことがわかります。家の重量が載っていますので破断していても地震後に元の位置に戻り、見た目はほとんど変わりませんが実際には破断していて強度が低下してしまっているのは明らかです。
構造計算に現れない基礎の違い |
|
2022年11月6日 |
|
谷口 怜 |
←夏の気温上昇と遮熱対策 年々上昇する暑さにダブルエアー | 【構造】交通振動・地震対策に「キソゴム」→ |